【入院3日目】【術後1日目】①リハビリ開始

2021年2月27日。
入院3日目、手術の翌日。
病院が出してきた予定表には、もう昼から食事と
なっているが、とても食べる気になれない。
流石に吐き気は落ち着いたが、とても疲れた感じ。

看護師さんが2人入ってきて、体を拭きましょうと
言われる。起き上がるのが辛いので、電動ベッドの
頭の部分だけ起こしてみる。
体を拭くための液体?のようなものを持ってきていて、
とても手際よく拭いてくれる。ありがたい。
まだ飲水はできないけど、歯磨きはOKとのこと。
気分的にもさっぱりした。

お昼におかゆが出てきたが、全く手をつけられずに
下げてもらった。点滴を入れているとは言え、
何か食べないと体力が回復しないのは重々
分かっているけど。
胆嚢がないっていう感じがしない。
本当に、これまでと変わらない食事ができるのかな。

その後、また看護師さんがきて、ちょっと
その辺を歩きましょうと言われる。
点滴を吊るしている台にキャスターがついているので、
ほぼしがみつくような感じで歩き始める。
と言っても、病室を出て、ちょっと一周したくらいで
なんとなくフラフラするし、すぐに戻ってしまった。
ちゃんと歩けるようにならないと、お小水の管は
外せないし、食べないとずっと点滴だよ、と脅される。
傷は思ったより痛くない。
明日には普通に歩けるようになりたいな。

夕方。看護師さんが「レントゲン撮りましょう」と
言いにきた。
いやいや。
レントゲン室は遠いし、そこまで歩けないよと
思っていたら、急に病室に巨大なクレーンみたいな
機械が入ってきた。
え!?
可動式のレントゲン装置があるの???
レントゲン技師のおじさんが私の体の下に
鉄板のようなものを敷いて、ささっと病室の外に出る。
撮影もあっという間に終了。
これはすごいなーと感心。

そこに、声の大きい医師(いい加減、そろそろ
主治医と呼ぶべきなのかも)が入ってくる。
マメなことに、朝晩必ず様子を見にくるが、
「おっはよー!」とか「入るよー!」とか、
とにかく声が大きいのでいちいちビックリする。
いつもは「どお?」とか聞いて「じゃ、帰るね!」と
去っていくが、今日はなんか暗い。
どうしたのかな。
「あのさー、ちょっと言わなきゃならないことが
あるんだけど。隠しててもしょうがないし。
実は、お母さんには昨日話したんだよねー。」
なんですって?なになに!?
母からは何も聞いていなかった。
昨日はそれどころではなかったし・・・。

次回、衝撃の事実発覚です。

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