【入院5日目】【術後3日目】②シャワーを浴びたい!

2021年3月1日((月)。
総回診はなかったけれどこの日もいろんな人が
病室にやってきた。
まずは看護師さんが来て「もう取っちゃおう!」と
点滴を外してくれた。
これで繋がっているものが全部外れた。
長かった・・・。
特にこの点滴は入院初日からつけていたので
腕(というより手首に近い)が痛いし、
右手だったので食事が不便だった。
ちなみに今でも痕が残ってしまっている。

次に執刀医。
また「お腹の傷、見ーせて!」と言いながら
腹帯をベリッと剥がし、4つの傷をチェック。
「もう、この腹帯も外していいよ」と言われるが
なんとなく不安なのでそのまま付けておいた。

この日は朝から自分で食事を取りに行ったり、食器を
下げたりできるようになった。フロアにある談話室には
お茶や水が出る機械があって、そこにも行けるように
なっていた。
やはり、腹腔鏡は開腹手術よりも格段に回復が早い。
開腹の時は今よりもっと若かったのに、歩くと
息切れして明らかに体力が落ちていると感じたが
今回は普通に歩けるな、と思った。
ということは、シャワーも浴びられるのでは?と
思い、ナースステーションへ。
「私、シャワー浴びてもいいのですか?」と
尋ねると、「いいですよー」との答え。
さすがにシャンプーしたいし、明日帰ると思ったら
キレイになってから車に乗りたい。

この病院のシャワー室は入り口にホワイトボードが
掛かっていて、30分刻みで名前が書けるようになっている。
ちょうどお昼過ぎの時間が空いていたので早速予約。
おうちのお風呂みたいな広さで、浴槽もあったがこれは
使用禁止となっていた。
久しぶりのシャンプーはとても気持ちがよく、
とてもスッキリできたが、尋常でない量の抜け毛と、
鏡に映る、とても痩せてしまった自分の体に軽く
ショックを受けた。
とにかく食べて、元に戻すしかないと決意する。

病室にもどって髪を乾かしていると、看護師さんが来て
「レントゲン撮ってきて」と言われる。
もう、自力で歩けるから、あのクレーンみたいな
可動式レントゲンは来てくれないみたい。
そうだ、レントゲン室の帰りに売店にも行ってみよう、
りんごジュースが飲みたいな、など急に元気になってきた。

レントゲン室に向かう途中、エレベーターホールで
執刀医に遭遇するも、無視??
「先生、お疲れ様です」と話しかけると「誰?」
という顔をされた後に「えー!!別人!!」と
驚かれた。今朝は髪の毛ボサボサだったからね。
でも毎日会っているのに気づかないって、ひどい!

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