【入院5日目】【術後3日目】③病室で最後の夜。
レントゲンを撮って病室に戻ると、また看護師さんが
入ってきて「やだー、どこ行っていたの!?」と
ちょっとプンプンしている。
「レントゲン撮ってきてって言われたので・・・」
「え、そうなの?あー、でも寄り道したでしょ!!」
手に持っていたりんごジュースを見つかってしまった。
血圧測定の時間だったのに部屋にいないので探していた
らしい。脱走はしませんよー笑
その後、薬剤師さんが来て、体調どうですか?みたいな
話をしていく。この時はまだ胆嚢摘出後症候群が
気になっていたので、もし退院後にずっとお腹を壊して
いたら、どうすればいいかなどを聞いた。
市販薬の「ウルソ」とか、どうなのかな?とか。
でも薬剤師の方も胆嚢摘出後症候群は本当に少なくて、
退院直後はたまにお腹を壊すかもしれないけど、
次第に治りますよと言う。
ウルソよりも、ヤクルトとかジョアとか、腸に良さそうな
飲み物を続ける方がお勧めとのこと。
確かに病院の食事にも大体何かしらビフィズス菌豊富な
飲み物がついてきた。
そうなのか、と話が盛り上がっているところへ今度は
麻酔科医が登場。薬剤師さんと話しているのに割り込み!
こういうとき、やっぱり医者の方が上で、他の人は
譲らないといけないのねと思ってしまった。
麻酔科医、遠慮なく話し始める。
正直手術から数日過ぎてしまったし、当日のことは
吐きすぎて記憶がないくらい。嫌なことは割とさっさと
忘れてしまう方なので一生懸命思い出しながら話す。
手術中に目が覚めたりしなかった?
気持ち悪い以外に何かなかった?頭痛とか?など。
「明日帰れるんでしょ?よかったね」と言われて
改めて嬉しくなった。
薬剤師さんも帰った後は代わる代わる看護師さんが
来る。世間話や愚痴をこぼしていくが、本当に頭が
下がる。私で良ければ聞きますよ〜という感じ。
最後はやはり声の大きい主治医登場。
「明日お母さん来たら説明して写真見てもらおうね」
革ジャン着て、帰る気満々の格好。
街中ですれ違っても、絶対に医者には見えない。
「何時に呼んだらいいですか?」と尋ねると、
「明日はねー、オペないから何時でもいいよ」
「では11時に」
と約束して終了。
消灯は21:00ですが、最後だし個室だし!ということで
持ってきたタブレットで夜はアマプラを見ていた。
元気になってしまうと暇・・・。