【術後通院1回目】病理検査の結果が出ました。

2021年3月19日。
ちょっと間が空いてしまいましたが、検査結果
聞くための外来予約が入っていました。

病院に到着するとまず血液検査の予約が入っていたので
そちらに行き、研修医くんとは比べ物にならないほどの
腕前の看護師さんがパパッと採取してくれたが、まだ
腕にいくつか針の痕が残っていたので「あらあら」と
笑われてしまった。

主治医、マイクで私の名前を呼ぶがやはりよく聞こえない
診察室に入るといつも通り声が大きく「こんちは!」と
言われた。「どうよ?」と聞かれて気づいたのですが、
この主治医、会話がいつも短文でLINEぽい。

「ちょっとお腹壊すこともあるんですが、仕事に支障が
出るほどではないです。普通に出勤しています」と
話すと、急に
「え?なにその声、どうした?風邪ひいた?」と聞かれる。
風邪はひいてないんだけどな…。朝早いからかな?
「そんなことないですよ。こんな声です。」と言っても
まだ疑わしいと思っているのかじーっと見ている。
「ならいいけど。元気に見せようとしてもこっちは
分かるからね。」と若干不機嫌になっている。
言われたこちらが「え、風邪ひいたかな?」などと
不安に思ってしまった。

「検査結果ね、こんな感じ。」報告書と書かれた紙を
出される。
「病理組織診断」と書かれていて、短い英文が見えるが、
もちろん下に日本語の所見が書いてある。

[所見]
提出された検体は、腹腔鏡下胆嚢摘出術にて摘出された
胆嚢で、検体の大きさは91×66×2mm(開いた状態)で
ある。肉眼的に隆起性病変は明らかでない。
組織学的に、粘膜の一部は自己融解し脱落・消失しているが
異形のない円柱上皮で概ね被覆された胆嚢組織である。
粘膜内、ないしは壁には軽度のリンパ球浸潤を呈しており、
壁の線維化は軽度である。慢性胆嚢炎に相当する像で、
悪性所見はみられない。

要約すると、やはりポリープは落ちたか溶けたかで
見つからないが、胆嚢を丸ごと検査しても怪しい所は
なかった、実は胆嚢炎もあったよ、ということらしい。
主治医、英語のほうを訳し始めるが、普通の患者はこの
日本語所見で十分だから!!
そして早速先ほどの血液検査の結果も到着し、これも
紙で渡される。「L」のマークが多いということは、
若干貧血気味なのか。
でもとりあえず異常なし、とのことだった。
専門外だからか、血液検査の結果はあまり説明してくれない。

「CTかMRIか、撮りたいでしょ?」と急に聞かれる。
撮りたいということでもないけれど、今日でおしまいと
言われたらちょっと不安かもしれないと思う。
「来てって言わないと来ない気がするから予約入れよう」と
言い出し、6月にもう一度外来の予約を入れることになった。
今日CTかMRIの予約を入れて次は検査、ということでは
ないらしく、とりあえず次回決めようということに。

そういえば退院するときに保険会社に提出する診断書を
窓口で依頼したのだがまだ受け取り可能の連絡をもらって
いない。大きな病院は結構時間がかかることが多いので
早めの依頼をお勧めします。

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