【高額療養費】胆嚢ポリープによる摘出手術 かかった医療費について

同じ会社に「実は何年も前から胆石があって…」という
人がいるので自分の経験をもとに手術を勧めたところ
お金が心配で迷っているとのことでした。

私も以前別の病気で手術をした時は若かったので、
医療保険に入っていなかったこともあって一時
親に立て替えてもらったりしましたが、今はいろんな
制度があるので、会社員は特に心配はいらないと思います。
医療保険もいらないのでは?という意見もあるくらいです。
医療保険については、別の機会に書きたいと思います。

制度とか保険とかはいいから、ぶっちゃけ今回いくら
かかったのよ!?という実情を知りたい方もいると
思うので今回のテーマは「医療費」です。
退院するときに最初に渡された明細の医療点数は
52,854点と書いてありました。
これはつまり、私が会社の健康保険などにも何にも
加入していなければ自費で528,540円かかった、という
ことになります。
私は3割負担なので、158,562円の請求でした。

でもここで驚きの展開が。
明細がもう一枚出てきたのです。
そこには6,935点=69,350円の3割負担、ということで
20,810円請求の案内。
2枚目は何?と思ったところで、気がつきました。

しまった。月をまたいでしまった!!のです。

今回、会社の健康保険組合に事前に申請しておいて
「高額療養費制度」が適用になる「認定証」を事前に
もらっていました。
高額療養費制度は以前の入院の時もありましたが、
その時はとりあえず3割負担の金額を窓口で支払い、
数ヶ月後に規定の金額をオーバーした分が戻ってくる
という仕組みで、とにかく一度患者が支払う必要が
ありましたが、平成24年からは事前に「認定証」を
提出しておけば最初から規定の金額までの請求に
なるという便利な制度でした。

規定の金額は標準報酬月額に応じて決められているので
厚生労働省のホームページなどをご覧になると分かると
思います。食事代は別です。
ちなみに私は区分ウで
80,100+(医療費-267,000円)×1%の計算でしたので
食事代が別だとしても85,000円くらいかなあと予想して
現金を用意していました。
ところが、この限度額は同じ病院でも月ごとの集計なので
2/25~3/2まで入院していた私は3月の分はまとめることが
できず、別途22,000円を追加で支払うことになり、窓口での
支払いは107,000円となってしまいました。
例えば同じ6日間での入院でも2/23~2/28でしたら
限度額内に収まったのに、本当にうっかりしていました。
もし入院・手術の日程をこれから決める方がいましたら
ぜひお気をつけください。

そして更に、5月の末の忘れた頃(ついこの前)に
会社から「療養付加金」のお知らせが届きました。
これはもしかしたら会社の健康保険組合によって
あったりなかったりするのかもしれませんが、
なんと高額療養費制度を使っていても、
窓口負担が25,000円を超える場合はその差額を
支給しますという内容でした。
わ、嬉しい!!と思いましたが、実はこれも月ごとの
集計なので、3月の分は25,000円に達していないため
対象外。うーん、うっかりだとしても痛い。
でも、これだけ戻ってくるんだから贅沢は言えないし、
大変ありがたいと感じました。

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