【寄り道】精密根管治療の話② 歯医者にも色々あります。

家から近くて比較的新しく、キレイなところ…という
条件で検索して見つけた歯医者に行ってみました。
写真通りキレイだし、受付の方も親切。
よかった、アタリだったな〜と思っていた。
左上の大臼歯についてはクラウンを外してもらい、
レントゲンを撮ってもらって治療開始。
根管治療は、繰り返すほど成功率が下がり、根治が
難しいと説明されたが、今の状態では仕事にも
集中できないので、とにかくお願いするしかなかった。

根管治療は、特殊な器具(針みたいなもの)を使って
根っこの掃除をしていく方法が一般的。
前もそうだったし、すぐには治らないことは分かって
いたので、何回も通うのは問題なかったが、数回通う
うちに違和感を感じるようになった。

まず、診察台が3つあるのに、予約が全然取れない。
予約が取れない=人気がある、腕がいいとも解釈
できるが、1ヶ月に1回しか取れないこともあった。
歯医者は水曜と日曜が休み、というところが多いが、
ここはそれどころではなく、月のどこかは土日を含めて
3連休・4連休があったりする。
また、○○歯科という感じで院長の名前がついた歯医者
だったが、一度も院長先生に会ったことがなく、
治療に当たるのは毎回違う歯科医師。
男性も女性もいるが若い先生が多いのと、毎回違うので
前回の話を最初からしないとならず、ストレスだった。

ある時、歯医者の玄関で腕を三角巾で吊った男性に
会った。右腕を骨折しているので、生活不自由だろうな、
大変そうだな、と思って見ていたのですが、その時
受付の人がその男性に向かってなんと「院長〜!」と
呼んだ。え、この人が院長??
見た目で判断してはいけないけど、日焼けしていて茶髪。
原因は分からないけれど、商売道具である右腕を
骨折するなんて。滅多に見かけないし遊びすぎでは、
と思ってしまった。

院長はそんな感じでも、腕がいい若手の歯科医師に
自分の病院を任せているのだとしたらまだいいと思う。
でも何度通っても痛みは取れず、そのうち胆嚢ポリープも
発覚して、手術前に痛みだけでもどうにかしたかった。
が、いきなり「薬を詰めてフタしました」と言われた。
「あの、まだ痛むんですが」と訴えるが、
「でももうフタしちゃったし、次回は土台作ります」と言う。
土台を作ったら次はクラウンを作るので、つまり治療は
終わりに近づいているということだ。
正直、これで終わりと言われても困るくらい、痛い。
「まだ痛む」と何度も訴えるが、とにかくもう薬を
詰めてしまったから、の一点張り。

その日は逃げるように帰ってきた。
たぶん、きっと、ダメな歯医者だったんだ。
薬を詰められる前に気づくべきだったけど、
こればかりはどうしようもない。
なんと言えば根っこの治療をやり直してくれるのか、
今日の歯科医師でなく院長先生に診てもらえないのか、
など色々考えても全然分からない。

思い切って、歯医者を変えてみようと思ったが、
またダメな歯医者に当たるのも嫌だし、そもそも
治療途中の状態で歯医者を変えてもいいのだろうか。

また最初から調べるの面倒だな…と悩んでいるところに、
次回、救世主現る。

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