【寄り道】精密根管治療の話③ 救世主現る。いい歯医者の条件とは。

もうダメだ。歯医者を変えないと、と思い始めたころ。
なんと自分の店に、お客様として歯医者さんが来たのです。
会話の中では自営業だと話していたのですが、
旅行の申し込みが終わって清算するときに、領収書を
希望されたので宛名を確認したところ
「○○デンタルクリニック」と言うではないか。
すごく話が弾んだし、とても優しいお客様だったので、
ここに通いたい!と思ったが、ちょっと遠い。
どうしよう。

思い切って、聞いてみることにした。
逆のパターンで、私が旅行会社に勤めていると話すと
相談してくる医者もいるくらいだし、いいよね・・・。
歯根治療をしていること、再治療なのでもう難しいかも
しれないこと、今行っている歯医者がどうしても
信用できなくて変えたいと思っていることなどを
率直に聞いてみた。
お知り合いの歯医者さんでオススメのところがあれば
教えて欲しい、とも。

すると住所を聞かれ「そっち方面は友達いないなあ」
と言う。うーん、残念。
「でもね、」とお客様は続ける。
「いい歯医者の探し方を教えるよ」とのこと。
「特に歯根治療に関しては専門にしていたり、得意だと
ホームページでアピールしていることが多いから
探しやすいと思うけど、それだけじゃダメ」と言う。

3つの条件があるらしい。

1つ目。ラバーダムを使っているか。
これは、ゴムでできたシートで、治療する歯の周りに
金具で引っ掛けて使用するものですが、使わないと
唾液などから根っこにまた細菌が入ってしまうらしい。
ラバーダムは保険が効かないので、都度500円くらい
かかるかもしれないとのこと。

2つ目。
レントゲンだけでなく、CTを撮影できる機械があるか。
CTはとても高額なので購入が難しい歯医者も多いそう。
それでも、歯根治療に関してはCTの画像を見ないと
どこに病巣があるのが分かりづらいので論外とのこと。

3つ目。
歯科医師がマイクロスコープを使っているか。
これは根っこの掃除をする際に肉眼では難しいので
歯科医師がつけるメガネのようなものですが、
逆にこれをつけずに治療をするのも論外なのだとか。

これを条件に、通える地域で探してごらん!とのこと。
すごくいい情報でありがたくメモしていたが、
今まで通っていた歯医者は3つとも使っていなかった。
近くて新しくてキレイみたいな探し方ではダメなんだと
反省することになった。

お客様に教えていただいた条件をもとに地元周辺を
調べて、通えそうなところで見つけることができた。
でも、そこの歯医者さんはとてもクチコミが悪かった。
せっかく見つけたので、よく読むと、
「腕はいいが、口が悪い」とか
「保険外診療で高額になっても通う価値あり。でも院長が怖い」とか。
「ここの院長の入れ歯でないとダメ。でもいつも不機嫌」とか!
うーん、迷いました。
でも、仕事ができるけれど口が悪いおじさんは
職場にもたくさんいて慣れているので、
まずは一度行ってみることに。

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