【術後通院2回目】声の大きい主治医と世間話。

2021年6月18日。
前回、「何か検査しよう」と言われていたが特に
具体的な提案はなく、なぜか3ヶ月も空けて今日。

診察室に入ると「お、こんちは!」と相変わらずな様子。
「どうよ、元気?」と聞かれたので「はい」と答える。
すると主治医は『元気そう』とPCの電子カルテに入力。
「え、先生、それだけ?」
「いいじゃん、元気なんだし。分かりやすく入れないと」
単にめんどくさいだけではないの?と思ったがそのまま。

「仕事忙しくなってきた?」と聞くので
「旅行需要はまだ回復しないけれど、オリパラやワクチン
接種会場に応援を出しているので人手不足です」と話すと
「へー、俺も行こうかな」とよく分からない発言。
ここの病院からも研修医を打ち手として大規模接種会場に
出したりしているらしいので、そのことかな?

そうだ、気になることがあった。
腹腔鏡手術の器具を入れた際にできた4つの傷のうち、
1つからわずかに縫合の糸が出ていて、触るとチクチク
するし、稀に服に引っかかることがあったのだ。
勝手に切ってもいいのか分からないし、通常は体に吸収
されて自然に見えなくなると聞いていたけど、さすがに
もう3ヶ月以上経つし、聞いてみよう。
「胸のすぐ下の傷が」と話し始めたところで、
「何?痛いの?電話して来なかったじゃん!」と、また
声が大きい。
「痛くはないけど、糸が少し出ているんです」と言うと
「え!診ようか?やだ?」とやや焦っている様子なので、
「自分で切って良ければ自分でやります」と伝えた。
化膿している、とかではないので、わざわざ医者に
やってもらうほどでもないな、と思ったからでした。

「そういえばさ、保険会社から連絡来たけど、あれ
大丈夫だった?」と聞かれた。
そうか、医師にも調査が入るから知っているのか。
あの話は、忘れてしまいたいんですけど・・・。
「先生に、せっかく診断書書いていただいたのに、
私の大失敗で保険おりなかったんです」と話す。
「え!大失敗って何?俺の書き方が悪かった?」と
また声が大きい。先生、落ち着いて。
「小さいポリープがあったのに、人間ドックの結果を
よく見ていなくて保険に加入しちゃったから、告知
違反ということになって、保険は出なかったんです」
「本当に!?医療費、結構かかったんじゃないの?」
「まあ、かかりましたけど会社の共済もあるので
大丈夫ですよ」
「そっかー。なんか申し訳ないな。大失敗って
笑い話にしているくらいならいいけど。」
「そうそう、先生が気にすることじゃないので、
いいんです。私のミスなので」と何とか収める。
それにしても、こんなに話していていいんだろうか。

「じゃ、検査のことだけど、9月に入れておいたから。
造影剤なしの、単純MRIね。9月7日。」
え、CTかMRIか、どっちかにしようって言っていた
のに、勝手にMRIで、しかも予定も聞かずに予約済み。
「この日は俺いないから、血液検査とMRI終わったら
帰っちゃっていいからね。結果は17日ね」という。
でも、9月って期間空きすぎではないだろうか。
そんなに検査が混んでいるとは思えないけれど。
何でそんなに先なの?と聞いてみたかったが、
「じゃ、今日はこれでおしまい!」と言われて
しまったので診察室を出る。

でも、恐らく次回MRIをとって、結果を聞いたら終わり
なんだろうな。そろそろ今年の人間ドックを
予約しようと思いながら、病院を後にした。

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