【通院3回目】超音波内視鏡の日。後編

眠ってる間に終わる・・・予定だった。
目が覚めたら、終わったよーと言われてさっさと帰る
つもりだったのに。

なんと、途中で意識が戻ってしまった。
喉に、違和感。ぶっといホースみたいなのが入ってる。
しかも検査している人たちの話し声が聞こえる。
最悪だ。

「えー、これかなぁ?」「そうだね、きっと」
「なるほどー、よく見えるね。」とかなんとか。

さすがに苦しいかも。早く抜いてくれないだろうか、と
思っているうちにもう一度眠ってしまったらしい。

次の瞬間、「処置室に移動しますので車椅子に
乗ってください」と言われる。
あ、終わったんだと分かったけど喉が痛いのと、ものすごく眠い。
また意識が朦朧として、次はもう処置室で横になっていた。
「ここで少し休んだら帰れますよ〜」と言われ、もう一度眠る。

しばらくして「そろそろ帰れるんじゃない?」と起こされて、
時計を見るともうお昼だった。
検査の予約は朝早かったので、
いくらなんでも寝過ぎだなと思い、
起き上がろうとしたけど起き上がれない。
強烈な、船酔いをしている感じで、突如嘔吐が始まる。
何も食べていないので水分しか出ないが、吐き気が止まらない。

何時間吐いていたか分からないが、ようやく処置室の
看護師が医者を呼びに行った。
放置しとけば収まると思ったのか、この間何も手当てなし。
これ、多分鎮静剤が体に合わなかったパターンだと思うから
点滴で体外に出すしかないと思うんだけど、と素人ながら
医者に訴えたところ「そりゃそうだ」と、即決。
看護師に対して「なんでもっと早く呼ばないんだ!」と
お説教が始まっていたけど、三半規管が弱い人は
こうなるんだって。
もう、今日一日地獄のようなんですけど・・・。

点滴1袋終わる頃にはもう外が暗くなっていて、吐き気も
収まっていた。電車に乗る気力がなくて、タクシーで帰宅。
本当に、超音波内視鏡は2度とやらない!と心に誓う。

そういえば、この検査の結果を聞きに、また明日来ないと
いけないんだった。泊まってしまいたいくらいだった。

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