【入院1日目】いよいよ初日③ 着々と手術の準備。

手術の前日から入院することが多いが、とても忙しい。

まず麻酔科の先生と面談。
「オペ室に行ってきて」と言われ、一人で向かうが、
「明日はここでオペをするんだな」と考え始めてしまう。
ただでさえ、オペ室って少し薄暗くて、
宇宙ステーションみたいに機械が並んでいるし、
医者も看護師もピリピリしている。
大体、オペ室付の看護師はベテランで怖い。

麻酔科に着くと、「お、来たね!」と歓迎?される。
「明日も僕が担当するからね。何か不安なことある?」と
フレンドリーに聞いてくれる。
今から15年くらい前にも手術をしているけれど、
その時は背中から入れる「硬膜外麻酔」だった。
医療ミスというほどではないが、うまく入れられていなくて
髄液漏れが起きてしまい、麻酔が覚めた後も強烈な頭痛で
起き上がれなかったこと、最終的に髄液が漏れている部分に
自分の血液を入れてかさぶたを作る「血液パッチ」を
やってどうにか退院したことなどを話した。
「へー、大変だったね。でも今回は硬膜外はやらないから」
とのこと。硬膜外麻酔=全身麻酔だと思っていたが、
今回は点滴で眠る感じだから髄液漏れは心配なさそう。

病室に戻ると、4人部屋の全員が在室している感じだった。
皆さんもちろん女性で、年齢は60〜70代くらいかなと思う。
看護師の様子から予想すると、私みたいに手術しておしまい、
という感じではなく、長期入院のようだった。
大変そう・・・。

前日の夜はもちろん食事は食べられないし、21時以降は
水を飲むのもダメと言われた。とにかく退屈。

前回の手術の時は夜に浣腸をしなければいけなくて
辛かったが、今回はそれはなく「センノシド」という
錠剤を2錠もらった。
これはきっといわゆる下剤なのかも!と思い、
薬剤師の友達にLINEしてみる。
薬剤師やMRの友達が多いので、こういう時助かる。
センノシドは下剤というほどではなく、大体10時間後
くらいに自然にお通じが出るように寝る前に
飲むものらしい。
早速指示通りに飲んで、21時には消灯。

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