【通院4回目】話は胆嚢摘出手術の方向へ。

2020年12月8日。
地獄のような1日を病院で過ごした翌日。
昨日の超音波内視鏡検査の結果を聞くための予約が
入っていた。
昨日ほぼ一日いたし、正直イヤな記憶しかなく、
あまり来たくなかった。

消化器内科でまた名前を呼ばれて診察室へ入ると、
この前の30代前半若手医師
「昨日、大変だったみたいね。大丈夫?」と、
またタメ口全開で話してくる。
「超最悪でした」とだけ答えてみたが、ニコッと笑われる。
なんだかすごく悔しい!

で、結果はどうなのか。
「画像がね、すごくよく撮れてるわけ。
ポリープ確かにあるね。」と。
「大きさも、やっぱり10mm近いし、この形だと
コレステロールポリープなのか、
悪性なのか判断がつかないんだよね。」
「毎年人間ドックであれこれ言われるの、イヤでしょ?
僕は手術を勧めるけど、どう?」
「手術って言っても、ポリープだけ取ることはできないから、
結局胆嚢を摘出することになるけど、腹腔鏡でできるから
割と簡単な手術だよ。どうする?」
などなど説明される。

実は15年くらい前に別件で開腹の手術を受けたことがあり、
そこまでパニックになることもなかったのだけど、この時
実は仕事が異常なまでに忙しい時期だった。
気軽に休めない・・・。
今すぐ命に関わる病気でもないし、検討してみようかな、と
考え始めていた。
「腹腔鏡の手術で、どのくらい入院ですか?」と尋ねると
「4・5日かな。長くても1週間だね」と言われたが、
それでも正直「うわ、休めるかな・・・という感じだった。」

「うーん」と考えこむ私を見て、若手医師が冷静に一言。
「あのさ、自分の体の方が大事でしょ?何の仕事してるんだよ!」
相変わらず、距離感の近すぎる物言いで困る。
「えっと、旅行会社に勤めてまして、今話題のGoToトラベルで
ここのところ毎日終電なんです」
「え!マジで!?おー、そうか・・・」と、ブツブツ言い始める。
そう、ちょうどこの時期、私が勤める旅行会社はとんでもない
忙しさでおかしくなりそうだったのだ。

そうは言っても、ここのような大学病院はコロナウィルスの
影響もあり、がんなどの緊急性のある手術が最優先、
それ以外は件数を絞って順番を待ってもらっているから、
やるなら早く決めた方がいいとのこと。

「もし手術するなら、今度は消化器外科に行かなきゃならないから
予約しておこうよ」と言われ、外科の先生に勝手に電話をし始めた。
MRIと血液検査をやってこいと言われたらしく、次の検査の予約が入る。
もう、正直検査は飽きたんですけど・・・。
これじゃ、フルコースだもん。

少し考える時間もできたので、とりあえず帰ることに。


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