【入院2日目】胆嚢摘出手術の日② 手術室へ移動(徒歩)
母が到着してすぐくらいに、昨日採血にチャレンジした
研修医くんが「時間なので一緒に行きましょー」と、
まるで遊びに行くみたいに呼びに来た。
以前の手術の時はストレッチャーに乗せられて運ばれた
記憶だったが、今回は自分で歩いて手術室へ向かうらしい。
看護師さんは、タオルなどを持って「先に行くね」と
走って行ってしまった。
私の病室が11階で、手術室が2階なので、エレベーターで
降りていくが、研修医くんは何も話してくれない。
何か話してくれればいいのに、下を向いている。
もしかして、私より緊張しているのかな?
手術室の入り口で、名前を確認、帽子を被せられて、
コンタクトが入っていないか?など最終確認。
ずらっと並んだ手術室をどんどん通り過ぎて、
指定された部屋に入る。
すでに麻酔科の医師などが数名いてもう一度名前の確認。
手術台に仰向けになり、よくドラマで見るような
すごく明るい照明などが用意されているのが分かる。
15年ぶり、2回目か。
前もこんな感じだったなあ、とか色々頭に浮かぶ。
ここまで来たら、もう止められないし、皆さんを信じて
お任せするのみ。
こんなにたくさんの方が、私のために色々準備をしてくれて、
2時間も手術をしてくれるなんて、病院てすごい。
「はい、じゃあ深呼吸ね」と、酸素マスクのようなものを
出される。これが出てきたら、手術開始の合図。
次に目が覚めたらもう終わってるんだな、
今日まで長かったな、と思っているうちに眠ってしまった。