【通院7回目】とうとう、胆嚢ポリープ摘出手術する日が決定。

年が明けて2021年1月8日。
年末のMRI検査の結果を聞きに病院へ。

消化器外科の、声の大きい医師が画像を見せてくれて、
さらにまた絵を描きながら説明してくれる。
絵を描くのが好きなのかな。

人間ドックでは10mm以上となっていたけど
「以上」ってほどでもないかな、
でも大きくなっていることは確かだし、普通はないから。
ポリープの場所がね、微妙なんだよね、と。

胆嚢はナスみたいな形。
胆汁は肝臓で作られていて、それを一時的に貯めておく
貯蔵庫みたいな役割をしているのが胆嚢。
食事をした時に、タイミングを見て胆汁を放出し、
胆管を通って十二指腸で合流できるようにしているんだと。
普通、胆石も底の方にたまるし、ポリープも胆嚢の底の方に
できることが多いんだけど、あなたのポリープは出入り口の、
胆管の近くにあるんだよね。
つまり、ポリープが今後も大きくなるかもしれないと考えると
胆管への出入り口を塞ぐ可能性がある、という診断。

すごく良く理解できた。
これは、手術一択に違いない。
ポリープだけ取ることはできないから胆嚢摘出になること、
基本的に腹腔鏡で取れると思うけど、場所が実際はもっと
微妙だったら開腹にするよ、ということなどの説明を続ける。
ポリープはもちろん病理検査に出すから、もしも悪性だったら
そこから別の治療を考えようとのこと。

ここで、私が一言。
「腹腔鏡でやってみて、ダメだったら開腹にするってことは
2回も手術するってことですか?嫌だな・・・」と呟いたところ、
「最初っから開腹にすれば?って意味?度胸ありすぎでしょ」
と、呆れられる。

「腹腔鏡だったら、この前も言ったけどおへそを入れて
4つの穴で済むけど、開腹だとこのうちの3つの穴を
繋げて切ることになる。」
「開腹と腹腔鏡は、同じ手術でもものすごく差があって、
傷の大きさも全然違うし、俺はね、腹腔鏡で済む可能性が
高いと思ってるから言ってるわけ。
最初から開腹とか言うなよ。
仕事に早く戻りたいんでしょ?」
・・・そうでした。すみません。

「あの、手術を受けようと思います」
「よし!そうと決まれば、手術の日程決めちゃおう!」と
言いながらPCを眺め始める。
「あのね、消化器外科の手術日程は俺が決めてるから、どこか
空いてる日に突っ込んでもいい?」とやっぱりウキウキしている。
「うちの職場のシフトも私が作っているので、どうにかします」
「じゃ、2月26日にしよう!1週間前の18日にPCR検査ね」と
めでたく決定。
コロナの影響で、もっとずっと先になると思っていたけど
年度内にできるんだ。ありがたい。
PCR検査も、無料でやってくれるみたい。

さらに、「退院してから誰かお世話してくれる人いるの?」と
聞かれ、「実家なので両親がいます」と答えたところ、
「え!?結婚してないの?実家暮らしなの?へー・・・」と
驚かれる。
ただでさえ声が大きいんだから、診察室の外まで丸聞こえな
気がするんですけど。
「ああ、これは失敬。ご両親同居なら俺も安心だから」
とのこと。
「ちなみに、コロナの影響で面会は手術の日だけね。入院初日に
もしご家族が一緒に来るなら俺が手術の説明もするよ。」

という感じで、どんどん話は決まっていった。
手術は15年ぶりだけど、まさかまた同じ大学病院で
別の病気の手術をすることになるとは思っていなかった。
でも、そうだ。
前回若かったので何も保険に加入していなくて
全額自腹だったけど今回は医療保険にも入っているし、
備えておいて正解!とか、
いつもお世話になっているお寺に当病平癒の祈願に行こう、とか
色々考えながらお正月を過ごしていた。

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